民団新聞 MINDAN
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◆「レッドデビルス」が南北を応援

 サッカー代表チーム応援団の「レッドデビルス」が12月にタイのバンコクで開かれるアジア競技大会に大規模な応援団を派遣するが、韓国の男女サッカー代表チームだけでなく、北韓のサッカーチームも応援する予定だ。
 もし、男子代表チームが4強戦で南北対決することになった場合、両チームともに応援し、南北間のスポーツ交流の雰囲気づくりに貢献する。また、野球やバスケットボール等、他の種目も応援する。
 「レッドデビルス」は、6月のフランスワールドカップでは経費や距離的な面で小規模応援団となったが、タイは距離的にも近く、少ない経費ということで、大規模応援団を計画した。


◆解禁映画第1号は「愛の黙示録」

 日本の大衆文化開放後、初めて韓日共同制作映画の輸入が許可された。韓国公演芸術振興協議会によって10月27日に許可されたもので、金スヨン監督の「愛の黙示録」。年内に全国で上映される予定で、注目を集めている。


◆梨花女子大が無専攻入学へ

 韓国の名門私立大学である梨花女子大が、2002年度入試から入学後に専攻学部を選択する「無専攻入学制」を導入すると、このほど発表した。


◆10万ウォン札発行を積極検討

 韓国銀行の全哲煥総裁は10月27日、10万ウォンと5万ウォン紙幣の発行を積極的に検討していることを発表した。これまで高額紙幣の必要性は内外からとりざたされていたが、公式での発表は今回が初めて。市民からは便犠牲の面で好評だが、インフレなど市場に悪影響を招かないよう慎重に検討される予定だ。


◆KOCが南北交流に備え常設機構

 韓国オリンピック委員会(金雲竜委員長)は5日、同委員会に南北スポーツ交流を担当する常設機構を設置することを決めた。このほど北韓を訪問した現代グループの鄭周永名誉会長が、スポーツ分野の交流活性化で北韓と意見を一致させたのを受けたもの。この機構にスポーツ分野の南北交流を一元化する方針で、南北接触の政府承認手続きを効率的に行うため、統一省からの職員派遣も検討している。


◆韓国たばこが北韓と事業提携

 韓国たばこ人参公社は3日、国会へ提出した報告書で、北韓でたばこを生産、国内外で販売する合弁事業を計画し、今年9月に金ジェホン社長ら幹部が北韓を訪問して北韓のたばこ総会社と文書を締結した、と明らかにした。事業計画では北韓の南浦市に共同でたばこ工場を建設し、商品は韓国や北韓で販売するほか、近隣諸国へも輸出。北韓でタバコの葉の委託栽培もするという。


(1998.11.11 民団新聞)



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