海中の景色を楽しめる遊覧船「シー・シャイン」が鬱陵島にこのほど就航した。全長５５メートル、幅５．４９メートル、重量４０トンの「シー・シャイン」は定員１００人まで乗船でき、鬱陵島の道洞港―苧洞港間を時速１ノットで徐行往復（１時間所要）する。観光客は水面下２．５２メートルに位置する客室から左右に設けられた大型船窓を通して海中の景色を楽しめる。料金は大人20,000ウォン、子ども10,000ウォン。問い合わせは大亜高速海運（+82-2-514-6766）まで。

◆済州道に新ゴルフ場オープン

　東洋のハワイと呼ばれる済州道にこのたび、新たなゴルフ場「ピンクスゴルフクラブ」がオープンした。３８万坪の敷地に、メンバーシップコース１８ホール（パー７２／６，８３７ヤード）とパブリックコース９コース（パー３６／３，１９７ヤード）で構成されており、グリーンをはじめフェアウェイ、ラフなどの全域が西洋芝で造成されている。
　また、雨の日でもプレーできるように全コースの地中に砂を敷くなどの工夫も凝らしてある。全てのホールから済州の南の海が眺望できるため観光客から人気を集めている。料金はパブリックコース１ラウンドが平日３5,000ウォンで週末50,000ウォン。予約と問い合わせは、（+82-64-792-8000）まで。

◆江原冬季アジア大会開催へ

　「永遠なる友情、輝くアジア」をスローガンに、９９年１月３０日から２月６日まで江原冬季アジア競技大会が、江原道の平昌、江陵、春川などで開催される。
　総２０カ国1,500余人の選手、役員たちが参加し、７種目で４３個の金メダルを目指して競技が繰り広げられる。
　２０世紀最後の冬季アジア大会とあって、参加者だけの大会でなくアジアの人々の和合の大会として期待されている。開催地別の競技種目は、アルペンスキー、ショートトラック、バイアスロン、フィギアスケート、クロスカントリーなどの５種目は平昌で、アイスホッケーは江陵で、スピードスケートは春川で、それぞれ開催される。

◆竜平でスキーフェスタ開催

　冬のリゾート地として有名な江原道の「竜平リゾート」では、冬季アジア競技大会の開催を記念するイベント「ファン・スキー・フェスティバル」を１２月９日から２４日まで開催する。期間中、サムルノリやチョンソンアリラン公演などの韓国伝統民俗公演が開催される他、初心者のためのスキーレッスン、雪そり大会、隠し芸大会、フリー・スキー大会、景品抽選会などさまざまなイベントが開かれる。

◆仁川―丹東間にカーフェリー

　このたび仁川―中国丹東間航路に全長１２０メートル、幅２２メートル、重量１万１千トン級のカーフェリー「東方明珠（オリエンタルパール）」号が就航した。旅客定員は４０５人で、片道２８４キロを１６時間で走行し、週４回往復運航している。仁川との航路が開設されている中国の都市は天津、威海、青島、大連などで、丹東を含め５都市となった。

（1998.11.25　民団新聞）