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KBSの海外同胞賞
高基秀・高電社社長が受賞

ハングルのパソコン化を高く評価



 韓国放送公社(KBS)が主催する学術、芸術、産業技術など五つの分野で貢献した海外同胞を顕彰する「第七回海外同胞賞」の産業技術分野で、在日韓国科学技術者協会の高基秀会長(高電社社長)が選ばれた。

 高会長が選考されたのは二十余年にわたり韓国語のコンピュータ化への研究開発を一貫して行ってきたことが高く評価された。高会長が経営する高電社は、パソコン出現当初からハングル化に取り組み、八三年には世界で初めてハングルワープロを発表した。その後も韓日・日韓翻訳、多言語機械翻訳などの開発・製品化を続けてきた。

 高会長は「韓国人としての使命感と自負心から長年続けてきた韓国語とそのソフトの研究開発が認められたことは感無量」と話している。

(1998.12.09 民団新聞)



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