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5カ国の外交官30人が囲碁で親善



 日本に大使館を置く韓国をはじめとする五カ国の外交官が二十日、ネクタイを外しくつろいだ雰囲気で囲碁の親善交流を楽しんだ。住友生命が文化事業の一環として東京駅南口で開設しているいずみ囲碁サロン・八重洲(取締役会長、内久根孝一)が呼びかけた。

 同サロンでは国境を越えた囲碁の普及を目指しており、昨年八月には初めて韓国と日本の国別対抗戦を行った。今年は中国大使館の賛同も得て、三カ国対抗戦となる予定だったが、急きょドイツとオーストリアの両大使館から名乗りが上がったため、三十人余りの棋士による個人勝ち抜きトーナメントに変更した。

 参加者は初段から最高七段までの有段者ぞろい。なごやかな中にも真剣な手合いを繰り広げた。時間の関係上、二、三回戦で終了した。韓国から二人、中国は四人、日本からも二人が勝ち進み、記念品を手にした。来年はさらに規模を広げて開催される見込み。

(1999.02.24 民団新聞)



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