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囲碁を通じて同胞和合

大阪生野でワンコリア対局



和やかな中、真剣な対局を行う「棋士」たち

 【大阪】囲碁を通じて、イデオロギーや所属組織を超えた在日同胞の和合・交流を目指す「生野ワンコリア囲碁大会」(同実行委員会主催)が二十一日、生野産業会館で開かれた。「ワンコリア囲碁大会」は、六年前から大阪府とその近郊に居住する在日同胞を対象に恒例化しているが、生野区だけで行ったのは今回が初めて。

 生野は大阪でも比較的囲碁ファンの集中している地域とあって予想を上回る九十人の腕自慢が参加、「やっとこんな時代になった。在日同胞が一つになって何かをやるのは生野区からだ」と生野大会の実現を喜んでいた。実行委員会を構成したコリア大阪囲碁協会と同生野支部、在日同胞囲碁協会では来年以降も継続開催していくという。

 この日は日本棋院の梁裕政六段を審査員に迎え、四級以下、初・二段、三・五段、名人の四グループに分かれて、それぞれ四回の対局を行った。

(1999.02.24 民団新聞)



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