民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
適切な節税対策アドバイス

確定申告・各地韓商相談室



京都納税経友会の出張税務相談

■記帳指導もじっくりと

 一九九八年度分の確定申告の受け付けが全国各地の税務署で始まったのに合わせ、各地在日韓国商工会議所でも、会員を対象に確定申告の書類作成を手伝ったり、税務相談にと大忙しの毎日を送っている。相談に訪れるのは比較的零細な個人事業主が中心。

 京都納税経友会(金元栄会長)では十年前の創設以来、売上・仕入れに関する「日計表」、「月別経費内訳表」などの細かな記帳指導に力を入れてきた。このため例年、各地での出張相談もスムースに進行してきた。


■納税の意識改善に一役

 同納税経友会では「記帳による集計で正確な収支バランスを把握することが、自己防衛につながることを理解するようになった」と話している。

 神奈川韓商(洪采植会長)では顧問税理士とともに大手民団支部を回り終え、いまは本部で応対にあたっている。相談日時を決めてのきめの細かいサービスが飲食業者ら会員に好評だ。

 大阪の東淀川納税貯蓄組合(黄大運理事長)には長引く不況に備えたアドバイスを求める会員が目立っている。二日には大阪韓商の李相均会長ら役員が激励に訪れた。

(1999.03.03 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ