韓日共催の二〇〇二年Ｗ杯成功に向けた「在日韓国人後援会」の結成を計画している民団では、十二日に開かれる第五十回定期中央委員会で正式承認を受ける。
この後、ただちに臨時事務局を構成し、結成大会に向けた準備に取りかかるが、五月頃に開催予定の全国地方団長・中央傘下団体長会議の席で正式に行う予定。後援会は中央本部の三機関役員、中央傘下団体長をはじめ、地方団長と地方推薦の人士らで構成する予定だ。
会長には八八年のソウルオリンピックでも「在日韓国人後援会」の会長を務めた李煕健・民団中央本部常任顧問を推戴する。
後援活動の内容についてはまだ未定だが、（１）在日同胞を対象にした募金活動（２）韓日の架け橋的存在を通じた日本社会との共生社会実現をアピール（３）子どもを対象にしたサッカー大会の全国的開催（４）韓日共同応援団の構成（５）韓国プロサッカーの観戦ツアー企画（６）シンポジウムの開催―などが案として出されている。
（1999.03.10 民団新聞）
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