サッカーの二○○二年ワールドカップ（Ｗ杯）韓国組織委員会の朴世直委員長が五日、決勝戦誘致を浦和市と争っている横浜市を訪れ、高秀秀信市長を表敬訪問した。
会談で朴委員長は「日本と韓国の開催地同士で交流会をしたい。両国の十都市で百通りの組み合わせができる」と提案。高秀市長は「市民のボランティアなど人的交流で両国が協力する必要がある」などと応じた。
朴委員長は二日に新潟、三日には茨城、七日には埼玉、八日は静岡と各Ｗ杯開催都市をそれぞれ訪問し、各県知事と意見交換を行ったほか、Ｗ杯競技場を視察した。
また、六日に開催された「第二回韓日国会議員親善サッカー試合」に出場する韓国の国会議員団も同日、横浜市を訪れ、Ｗ杯の会場になる港北区の横浜国際総合競技場を視察した。
朴委員長は、八日に一旦帰国したあと、十四日から大阪、神戸、仙台、札幌、大分などの開催都市を巡回訪問する。
（1999.03.10）
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