民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
外国籍県民と日本市民がひとつに

民団も参加・横浜で韓日中交流フェスタ



横浜駅前で爽快なサムルノリを演奏する青年会員たち

 【神奈川】韓国、中国の文化紹介と外国籍県民と日本市民の交流の場づくりを目指した「日中韓市民交流フェスタ」が十三、十四の両日、横浜の県民センターで開かれた。

 同企画は、民団神奈川県本部(金洪斤団長)が横浜華僑総会と神奈川県との共催で予定していた昨年の「十月のマダン」が雨天中止となったことから、今回に持ち越されたもの。

 会場前広場には、青年会神奈川県本部(ソウ寿隆会長)が五十キロのプルコギを販売、十五階の食堂では婦人会県本部(鄭月香会長)の役員たちが仕込んだ千食分のピビンパ、ウゴジスープが飛ぶように売れた。また、十四日には、青年会やOBによる迫力あるサムルノリの演技が中国の獅子舞とともに横浜駅前に繰り出し、買い物客らの目を楽しませた。ステージでも韓国舞踊などが紹介された。

 ステージを前にあいさつに立った金団長は「古来より日中韓の三国は人や技術の交流があった。民族の前に神奈川県民という共通項があり、個々の文化を大切にしながら共生しよう」とフェスタ開催の意義を訴えた。

(1999.03.17 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ