| 桜も満開の桜川公園で韓国民謡、 チャングのリズムにあわせて踊る同胞ら |
【神奈川】在日同胞の多住するおおひん地区街づくり協議会の主催する「春の祭」が四日、桜の名所として知られる川崎区・桜川公園で行われ、二万人(主催者発表)の人出でにぎわった。
「春の祭」は町おこしの一環として地元の桜本一・二丁目、浜町三・四丁目、池上町、大島三丁目の六町内会が中心となり九三年から始めた。住民同士のふれあいを深め今年で七回目。年々規模を拡大しており、出店の数も衣料品・雑貨や飲食関係を中心に今年は昨年の八十店を上回る百店に達した。
地元でコリア色あふれる街づくりに取り組んでいる川崎焼肉料飲業者の会ではカルビ、ハラミ、ホルモンなどの焼き肉合わせて六十キロ分を用意した。各一皿四百円の格安価格で販売したところ、人だかりが絶えず、ホルモンは昼過ぎにはほぼ売り切れてしまった。
(1999.04.07 民団新聞)
|