昨年のフランスワールドカップ以降、空前の人気を呼んでいる韓国プロサッカー（Ｋリーグ）の組別リーグ戦が三月三十一日から開幕した。現代カップ（正規リーグ）は六月六日に開幕する。
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李東国、高鍾秀、安鍾煥、金殷中など十代の若手選手の台頭で、「オッパ部隊」と呼ばれる、女子高生たちのサポーターが登場するなど昨シーズンは、韓国プロサッカー史上初の観衆二百万人を突破し、今年は三百万人を達成するような勢いだ。
昨年は、水原三星ブルーウィングスが球団創立三年目で初優勝を果たし、優勝に大きく貢献した高鍾秀がＭＶＰに輝いた。
Ｋリーグは十チームがＪリーグ同様、ホーム・アンド・アウエー方式の総当たり戦で順位を決める。
昨年の順位は（１）水原三星ブルーウィングス（２）蔚山現代ホランイ（３）浦項スティラース（４）全南ドラゴンズ（５）釜山大宇ロイヤルズ（６）全北現代ダイノス（７）富川ＳＫ（８）安養ＬＧチータース（９）大田シチズン（１０）天安一和の順。
■優勝候補は三星、蔚山、ＬＧ
韓国の専門誌などによると今年の優勝争いは、高鍾秀、徐正源など国家代表五人が揃い、自力に勝る水原が候補の筆頭。次いで韓国サッカーの守護神、ＧＫの金秉址や国家代表経験者七人を含む蔚山、韓国代表のストライカー崔龍洙が加わったＬＧ、李東国、高正云が所属する浦項などが優勝候補だ。
（1999.04.14 民団新聞）
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