| ミスコリア・在日同胞代表に選ばれた3人 (「真」の姜雅美さん=中央、「善」の呉知宣さん=左、 「美」の金亜瑛さん=右) |
在日同胞一の美女を決める、ミスコリア・日本代表選抜大会(主催=民団中央本部、韓国日報東京支社)が十六日、東京港区のヤクルトホールで開かれ、一位の「真」に東京渋谷区の姜雅美さん(22)が選ばれた。また、二位「善」はソウル大に母国修学中の呉知宣さん(21・東京都新宿区)、三位「美」には女子大生の金亜瑛さん(19・東京都八王子市)が選ばれた。三人は五月二十三日にソウルの世宗文化会館で開かれる、「ミスコリア選抜大会」の本選に出場する。
この日のコンテストには書類審査で選ばれた二十七人が出場。ほとんどが日本生まれの在日三世だが、留学生二人のほか、「朝鮮籍」も二人が出場した。
コンテストはドレスと水着のほか、自己PRや審査員の質問に答える方式で進められ、第一次で十五人、第二次で七人に絞った。
中には、かつてチャレンジした母につづいて親子二代で参加した人もおり、「母の無念を晴らすために」とアピール。また、「昨年、ソウルでの本選を生中継で見ていたら在日代表も参加していたので」とチャレンジした母国修学生もいた。
「真」に選ばれた姜雅美さんは父が日本人、母が韓国人の日本籍だが、中学生時代に韓国留学し韓国語もしっかりとマスター。歌うことが大好きで「韓国と日本の架け橋になり、将来は歌手になりたい」と話していた。サイズは身長163、バスト86、ウェスト60、ヒップ85。
また、「善」の呉知宣さんは現在、ソウル大に修学中。将来は学校の先生になることが希望だという。
「美」の金亜瑛さんは「朝鮮籍」。「在日同胞として政治と思想を超えたすばらしいコンテストに参加でき光栄。ぜひ韓国に行って母国の姿を見てきたい」と話していた。
また、真・善・美のほか、「ミス民団」には文化女子大に留学中の金河溶さん(22)、「ミス韓国日報・東京支社」には同じく留学生の張明善さん(22)、「ミスフォトジェニック」に昭和大生の李慶姫さん(20・横浜市)、「ミスチャーミング」に立教大生の金聖美さん(18・千葉県浦安市)がそれぞれ選ばれた。
本選は五月二十三日に行われるが、真・善・美の三人は五月三日にソウル入りし、合宿に参加する。
(1999.04.21 民団新聞)
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