民団新聞 MINDAN
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◆仁川地下鉄の開通延期に

 今年10月に開通予定だった仁川地下鉄が年末に延期になりそうだ。一部区間の工事と安全補完作業が長引いていることが原因。現在、地下鉄工事はキュルヒョン駅〜東幕駅(24.6q)の全区間中、線路と電車のほとんどは終了し、完成率は97%に達している。  しかし最近のストライキで工事が遅れている市庁駅、富平駅等、一部の駅の完工が年末に延びそうな実情だという。また5月から実施している精密安全診断の結果が11月以後になり、2カ月間の総合運行試験も10月から計画されている。このため開通は年末になりそうだ。


◆富川市で国際映画祭

 第3回富川国際ファンタスティック映画祭が7月16〜24日、富川市一円で開かれる。同映画祭には韓国をはじめ米国、フランス、日本等、20余カ国100編余りが出品される。富川市庁大講堂と市民会館などで上映する。また15カ国の映画監督、俳優など、映画関係者80余人が参加する予定だ。  映画祭出品作は「富川チョイス」「ワールドファンタスティック・シネマ」「ファンタスティック短編傑作線」「韓国映画特別展」「ニュージーランド・ファンタスティック回顧展」等5部門のテーマで上映され、韓国映画学術セミナーなど映画と関連した各種行事も行なわれる。


◆ニンニク+玉ネギ入り焼酎が人気

 玉ネギのツーンとした匂いとニンニクの刺激的な味がマッチしたお酒「マヤン酒」が登場し、話題を呼んでいる。最近、玉ネギとニンニクの価格暴落の兆しに対応し、農協の光州・全南地域本部ではニンニクコーヒー、ニンニク酢、ニンニク味噌と共に「マヤン酒」など多様な飲食品を製品化し、話題を呼んでいる。  この中でも「マヤン酒」はニンニク(マヌル)の「マ」と玉ネギ(ヤンパ)の「ヤン」、そして焼酎(ソジュ)「ジュ」をミックスした合成語。すでに昨年、製品化したヤン酒(玉ネギ焼酎)にニンニクを加えたもの。  農協の関係者は「独特の香りと刺激が加わった味が、後を引く」と説明、ニンニクの抗がん効果と玉ネギのコレステロール減少効果が大きく、酒好きの「のんべえ」たちにも市民権を得ているという。


◆外国人用の電話帳が登場へ

 外国人向けの韓国生活案内と地理を案内した電話帳が初めて登場する。外国人専門広報会社の「イエローページ・コリア」は8月末発刊目標に外国人用電話帳「ビッグイエロページ」2万部を製作、外国人家庭、外国人企業、大使館、外国人団体、ホテル等に無料で配布すると発表した。

(1999.06.16 民団新聞)



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