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韓国語で韓日親善

神奈川でウリマル弁論大会



李鍾大神奈川韓国綜合教育院理事長から
「優秀賞」を贈られる最年少参加者の金新成君=右

■初開催に250人参加

 【神奈川】神奈川韓国綜合教育院(金明植院長)の主催する初の韓国語弁論大会が26日、神奈川韓国会館で行われた。大会参加者は日本人も含めて14人と一団体に及び、韓国語教育のすそ野の広がりを感じさせた。

 与えられたテーマは「自由」。1人3分(小学生)から5分(中・高・一般)の制限時間内で表現、発音、内容などを競った。厳正な審査の結果、「私の責任」と題してスピーチした横浜商銀に勤務する鄭英淑さん(23)が「最優秀賞」に選ばれた。鄭さんのスピーチ内容は一昨年9月から1年間、韓国に語学留学した経験を踏まえ、「新しい時代の韓日関係を築くにあたって活躍したい」と決意表明したもの。

 このほか「優秀賞」にあたる「神奈川韓国総合教育院理事長賞」が金新成君ら3人に、同「神奈川韓国総合教育院院長賞」が李仁愛さんら3人に贈られた。

 弁論大会終了後、婦人会神奈川県本部と日本人のコーラスグループ「さざなみ会」が合唱で共演、また、オリニ土曜学校で学ぶ子どもたちも歌を披露した。会場は250人で埋まり、韓日親善ムードを盛り上げていた。

(1999.06.30 民団新聞)



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