民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
8月8日にサッカー韓日OB戦

2002W杯決勝の地、横浜で



97年に行われた第1回韓日代表OB戦終了後、
韓日両国旗を持って観衆に手をふる両国OBら
(鹿島スタジアムで)

■共催成功へ友好増進

 2002年ワールドカップ(W杯)韓日共催のムードを高めていくことを目的に、サッカーの韓国、日本両代表OB選手による国際親善試合が8月8日に横浜国際総合競技場で開催される。

 社団法人日本青年会議所(JC)が主催するもので、民団や韓国大使館・韓国文化院、在日大韓蹴球協会のほか、日本文部省、外務省、通産省、日本サッカー協会、JAOWC(2002年W杯日本側組織委員会)などが後援する。

 JCが主催する「地球市民の日」フェスティバルのメーンプログラムとしてこの試合が実施される。

 韓国チームは元韓国代表監督の金正男氏が監督を務め、崔淳鎬(浦項ヘッドコーチ)、趙栄増(韓国ユース代表監督)、丁海遠など85年メキシコW杯経験者を中心に韓国代表監督の許丁茂氏も出場調整している。日本は元日本代表監督の森孝慈氏が監督を務め、今年現役引退したラモス瑠偉(元ヴェルディ川崎)、岡田武史・コンサドーレ札幌監督、木村和司(元横浜マリノス)、加藤久(元ベルディ川崎)ら豪華な顔ぶれが名前を連ねている。

 OB戦は1986年のワールドカップ(W杯)アジア予選を戦った韓日の選手たちが、97年5月に鹿島スタジアムで第1回の試合を行い、同年秋には韓国の水原で第2回が行われた。

 今回はその時の選手にこだわらず、柱谷哲二さん(元ヴ川崎)さんらにも参加を呼びかけた。森孝慈さんは「2002年W杯に向けて友好を深めていきたい。これまで1勝1敗。今回はホームなのでぜひ勝ちたい」と話している。

 韓国側の趙栄増氏も「2002年W杯の決勝が行われる横浜での試合なので全力で臨みたい」と意気込んでいる。

 チケットは前売り1,500円だが、小学生以下は無料。

(1999.07.14 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ