| 民俗楽器をふんだんに使った公演 |
在日同胞オリニたちの民族教育に役立ててもらおうと民団中央本部が主催した特別公演「アリとキリギリス&蜂」の児童劇公演が七月二十八日、東京・池袋の芸術劇場で行われ、首都圏の同胞父母ら百五十余人が観劇に駆けつけた。
今回の公演は東京はじめ日本各地で開催される「子どもリンク21―国際児童青少年演劇フェスティバル」のために来日公演している韓国の児童劇団ミンドゥルレ(タンポポ)の公演を民団中央本部が一ステージを貸し切り、オリニ向け公演を実施したもの。
ミンドゥルレのメンバーは、日本公演のために台詞の半分以上を日本語で表現しようと語学特訓を積んでの舞台。全く韓国語がわからないオリニたちも、表現豊かな動きと合わせて十二分に公演を楽しんでいた。
杉並から娘さんを連れて参加した二世のアボジは「こんな機会がもっともっとあればいいですね」と語っていた。
(1999.8.4 民団新聞)
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