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◆水災民に白菜を割引販売

 京畿道農協地域本部は8月12日、京畿道北部の集中豪雨で被害を受けた被災者のために、白菜を特割価格で販売する配慮をとった。

 京畿農協は江原道の白菜96トンを一括購入し、〓川、坡州、東豆川、抱川など4地域の市民らに市中より30〜40%引きで販売する。農協スーパーなどを通じて今月末まで割引販売する。割引販売による定価との差額は農協が負担する。また、水害車両による移動販売や臨時販売場も開設する計画だ。


◆ソウル市の登録車両は224万台

 ソウルの自動車登録台数が224万台を突破した。ソウル市はこのほど、7月末現在の自動車登録台数が224万2711台となり、1カ月前に比べて1万4806台増加したと発表した。月別自動車増加台数は4月3746台、5月が5442台、6月が7879台と月ごとに増え、7月の増加数はは前月比の2倍以上となった。


◆世宗文化会館の名称変更

 世宗文化会館の名称が「世宗センター」に変わる。世宗文化会館の管理関係者によると、「会館」という用語が日帝時代のイメージが強く、食堂や曲芸団などを連想させるという指摘により、名称変更する事になったという。

 世論調査や専門家たちの意見を収れんした結果、外国の リンカーンセンターなどのように、「セジョン・センター」にしようという意見が最も多かったという。早ければ8月末にも、定款改正などを通じて「世宗センター」に名称が確定する。


◆台風で倒れた樹木でイスを製作

 ソウル市はこのほど、台風の影響で倒れた樹木1200株で丸太椅子を製作し、バス停留場等に設置する事にした。

 台風と集中豪雨で倒れたソウル地域の樹木は、街路樹684株を含め全部で1439株。このうち239株は本来の場所に植え戻されたが1200株は再起不能となり、活用方法を検討していた。


◆伝統家屋作り技術で失業者再起

「失業者のみなさん。韓国伝統家屋建築の技術を学んで再起してください」。失業者らを対象に、韓国伝統家屋の建築技術を体系的に習得する職業専門学校が8月30日に韓国で初めて江原道太白市に誕生する。

 政府から失業者再就職に必要な経費支援を受けて運営される、学校では入学生達に「トンナムチプ」といわれる木を使った韓国伝統家屋の設計から施工までを習得させる「韓国大工養成学校」だ。教科課程は一日8時間ずつ、3カ月間で構成。講師陣は韓国伝統職業専門学校の院長をはじめ、伝統家屋業界の最高権威者4人が担当。

 同校では失業者60人と一般人20人の80人を募集する計画。受講料は宿泊費とあわせて60万〓だが、失業者に対しては政府が全額支援。

(1999.08.25 民団新聞)



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