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◆仁川上陸作戦50周年で再現行事

 来年9月、仁川で6・25動乱当時の「仁川上陸作戦」50周年を記念し、上陸作戦再現イベントが行われる。仁川市の高ホンスン文化観光局長は「第2次大戦のノルマンディ上陸作戦再演行事のような国際的なイベントにしたい」と話している。

 同行事は来年9月15日を前後した週間、松島の埋め立て地区と月尾島一帯を中心に、市内全域で開かれる。市は現在、海軍や海兵隊などと協議中。総予算は15億ウォンで平和音楽祭、ビーチ映画祭、月尾島祝祭などのステージイベントを企画する。年内に「上陸作戦行事組織委員会」を構成し、6・25参戦16カ国の参戦勇士などを招請する計画だ。


◆仁川市の人口が韓国3位に

 仁川市の人口が大邱市を追い抜いて韓国第3の都市になった。仁川市自治支援課がこのほど発表したもので、7月末現在、仁川市の住民登録人口が80万4,510世帯、250万3,523人となり、大邱市の78万3,873世帯、250万592人を2,931人追い抜き、ソウル、釜山についで韓国第3位の大都市となった。

 仁川市の人口は1949年当時はわずか26万余人。その後、徐々に増加し、79年に100万人を突破、92年には200万人を超えた。最近は首都圏からの転入を中心に急速度で人口が増え続けた。


◆潭陽の竹製品が海外進出へ

 全羅南道・潭陽(タミャン)の名産品である竹製品の海外販売が始まった。潭陽郡は海外市場開拓のため、8月5日から6日間、米国ロサンゼルスのデパートで、初の即売会を行った結果、竹カーペット、筆箱、かご、碁盤など、竹製品2,000余点、7万ドル分が売り切れた。

 郡では予想以上の人気に伴い、ロサンゼルス市内に竹製品常設販売場を設けるほか、韓国人が多く住むニューヨークやワシントンのほか、カナダ等の主要都市でも販売を計画している。

 潭陽地域の竹製品は年間150億余ウォンの所得を上げる「地場産業」だが、国内需要は限界に達し、海外販売と輸出が課題だった。


◆鍾路は今、外食業界の激戦区

 鍾路が江南に続き、西欧型外食産業等の新しい激戦地となっている。特にTGIフライデーズ、ジャングルジムなどのファミリーレストランとポパイズ、マクドナルド、ハーディーズ、ロッテリアなどファーストフード店が大挙密集している鍾路2街寛鐵洞に最近、ファミレス「ベニゴンズ」が加わった。

 鍾路の外食企業戦争が熾烈化したのは映画館、パブなどが並んでいる上、近隣の仁寺洞が週末ごとに「歩行者天国」となっており、購買力の高い10代と20代の若手が殺到しているほか、平日のランチタイムには近隣のOLやサラリーマンらが殺到し、週末には一日700〜800人程度、平日でも400〜600人に達している。


◆9月9日に999組の結婚式

 9月9日に中国人999組が済州で合同結婚式を挙げる。済州道観光協会は、中国北京市の有限会社と共同で中国人999組が結婚する世紀末のイベント「99世紀経典」の開催を確定したと発表した。中国11の大型旅行社が共同で募集する。

 「世紀経典」は中国人が縁起がよいと好む数字「9」が7個も並ぶ、1999年9月9日午前9時9分に、999組が結婚式を挙げるイベント。夕方からは野球場やメーンスタジアムを使用した大パーティを企画。韓中両国歌手によるコンサート、新婚夫婦のためのクイズ、隠し芸大会などのイベントや抽選会が行われる。

(1999.09.01 民団新聞)



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