| 韓国中央会館で行われた追悼式で 犠牲同胞に焼香する団員ら |
マグニチュード7・9の大激震のさなか、流言卑語に乗じた日本人自警団らによりおびただしい数の同胞が虐殺された関東大震災。76周年を迎えた1日、東京・南麻布の韓国中央会館で「殉難同胞追念式」がしめやかに行われた。
経過報告に立った民団東京本部の金昭夫副団長は、「今日は我々にとって民族の受難と在日の歴史をかみしめる日だ。"韓国人が井戸に毒を入れた"、"武装蜂起する"といったデマのため関東一円で空前の大量殺りくが行われた。我々はこの不条理から教訓を学び、真の善隣友好の架け橋になろう」と述べた。
150人余りの参列者を代表して、まず金宰淑民団中央本部副団長が霊前に進み焼香した。この後、夫昇培民団東京本部団長が「追念辞」で共生社会実現に尽くすと犠牲同胞に誓った。
(1999.09.08 民団新聞)
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