【昌原】韓国初の国際的なフォーミュラカーレースが、昌原市総合運動場で開催される。「インターナショナルＦー３コリアグランプリ」と題して慶尚南道（金カク珪知事）が主催する今大会には、世界18カ国から25チーム30人が参加参加する見込みだ。
大会は「マカオグランプリ」の一週間後、11月26日から28日までの3日間。最終日の28日の第二次決勝戦でＦ―３チャンピオンが決まる。
スピード、テクニックがぶつかりあう同レースは、オリンピック、サッカーＷ杯と並ぶ世界三大イベントの一つといわれている。慶尚南道としては、機械工業の中心地である昌原市で開催することで地元自動車産業の活性化につなげ、慶南観光の目玉商品にしていきたい考えだ。
大会開催にあたってモンキースパナをかたどった常設サーキットを昌原総合運動場内に造成した。スタンドには２万人の観客を収容できる。入場料は千円〜六千円。同観光振興課では、観戦と釜谷温泉での宿泊を組み込んだ1泊2日から3泊4日程度の観光コースを準備している。
（1999.09.08 民団新聞）
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