民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
秋の体育祭シーズンにむけ

公立校教員が韓国伝統文化習得



民族学校講師から韓国の伝統遊戯などの
実習をうける公立校教員

 【大阪】秋の体育祭シーズンを前に、大阪市外国人教育研究協議会(大野俊明会長・市立玉津中学校長)は、今年も市内の公立学校教員を対象に「韓国楽器・遊びの実技研修会」を実施した。

 同研修会は10年前から行われており、教員が生徒に韓国の伝統文化を指導するのに役立っている。体育祭の学年団体演技などで、生徒が「農楽」、「ソゴチュム」、「扇の舞い」、「仮面踊り」などを披露してきたのは、こうした実技研修会の成果を反映している。

 日本人教師自ら韓国の楽器に触れ、習うことで、在日同胞子弟は民族としての出自に自信を持ち、民族学級・クラブに参加するきっかけにもなっている。

 市立安竜小学校では今年の体育祭の団体演技で「ソゴチュム」を発表することにしている。ソゴは工作の授業時間を利用して生徒自ら手作りした。

(1999.09.08 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ