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年1000円で弔慰金10万円

民団神奈川が共済制度開始



■団員向けに新たなサービス

 【神奈川】年間わずか1000円の掛け金で、万が一の時に10万円の死亡弔慰金ー。団員のため各種福祉業務に取り組んでいる民団神奈川県本部(金洪斤団長)が、新たに共済制度をスタートさせた。

 これは、同本部が団員向けに開発した格安冠婚葬祭サービス「無窮花(ムグンファ)」の一環。10万円は団員が「無窮花」で葬儀をした際に支給される。民間の保険会社「ラビス共済」と提携して共同で開発した商品。年齢区分はない。このほか年齢区分によって掛け金は代わるが、40万円の共済金が受け取れるシステムもある。

 「無窮花」は団員の節目の儀式を手助けしようと、県内の関係業者の協力を得て1年前から始めた。葬祭業務では通常30万円かかる祭壇が無料に、その他の諸経費も「民団価格」を適用している。さらに事務局から人材も派遣するなど、団員本位の親身なサービスが口コミで広がり、利用者も増えているという。

 「葬祭部門」のほかにも「冠婚部門」でブライダルパーテイや良縁紹介、「生活部門」では健康管理 ホテル、飲食店の割引価格適用を準備中。

(1999.09.08 民団新聞)



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