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民団名南の老人会「太公会」

昔話に同胞老人イキイキ



 【愛知】在日同胞社会も高齢化が進む中、お年寄りの親睦を深めようと今年6月20日に設立された民団名南支部(張百喜支団長)の老人会「太公会」(朴尚根会長)は、毎月1回の定期会合を通じて国内親睦旅行や会報発行の計画が進むなど活発な活動が行われている。

 同会には現在、65歳以上の会員30余人が登録されており「文化と健康維持」を会の基本活動テーマに、囲碁や将棋、旅行などの企画を展開している。地元の高齢同胞が広く集まれる場を提供したいと、さらなる会員拡大を目指している。

 6月の創立総会では、久しぶりに支部会館を訪れたという参加者も多く、自己紹介で昔の苦労や体験を語る表情は生き生きとしていた。また同支部の金判秀監察委員長は会の設立趣旨に賛同してその場で50万円の賛助を申し出るなど、同支部管内のお年寄りたちに待ち臨まれていた老人会となったようだ。

(1999.09.08 民団新聞)



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