| 太極旗をふりながら韓国童謡を合唱する 東京韓国学校・土曜学校のオリニたち |
■東京韓学、105人の児童が修了
昨年10月から開講していた東京韓国学校(孫サンチョル校長)の99年度前期土曜学校(第12期)の修了式が9月25日に行われ、都内や首都圏に住む同胞3・4世の児童ら105人が「卒業」した。
同校体育館で行われた修了式で孫校長は、「修了おめでとう。みなさんの祖国や韓国語を学ぶことは大切なこと。これで終わるのでなく、もっと学び続けて、祖国と民族を愛する人になって下さい」と激励し、子どもたち一人ひとりに修了証を手渡した。
また、修了生のうち約半数の46人が皆勤し、学びの熱心さをうかがわせた。子どもたちには図書券が贈られた。
修了式で子どもたちはこの間学んだ成果を韓国語の寸劇や詩の朗読、童謡の合唱などで披露した。
同校の土曜学校は日本の学校に通う在日3・4世らに週5日制を活用し、毎週土曜日に韓国語や韓国文化などを学ぶもので、93年11月から開催。これまで12期にわたって延べ700人以上の同胞児童たちが修了している。
同校では10月16日から今年度後期の土曜学校(第13期)がスタートするが、同胞児童の多くの受講を呼びかけている。受講料は無料。
入校締め切りは10月15日まで。問い合わせは03(3357)2234 東京韓国学校・初等部へ。
■京都では51人が修了
【京都】民団京都本部の「オリニ土曜学校」第五期が25日、全10回の日程を修了した。修了生51人のうち25人が皆勤、李愚京団長からご褒美を贈られた。
李団長は修了生を前に「よく頑張ったね。お友達できたかな」とねぎらいの言葉をかけ、一人ひとりに修了証を手渡した。
第五期は5月8日に開講した。権泰三・京都韓国教育院院長の指導のもと、青年会京都本部の役員らが世話にあたってきた。夏休み中の母国研修旅行もオリニたちにとってはいい思い出になったようだ。
(1999.09.29 民団新聞)
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