韓国を訪れる外国人に韓国の代表的な舞台芸術公演を紹介する文化観光企画「コリア・リズム・ファンタジー」が誕生した。

　ソウル中区貞洞文化芸術会館で常設公演され、外国人観光客が韓国伝統民俗公演の粋を経験できるプログラム構成となっている。開幕公演には金大中大統領の大韓民国広報フィルムである「ウェルカム・トゥ・コリア」を英語、日本語、中国語、韓国語で上映する。次いで太鼓の大合奏、小鼓舞、三鼓舞、テコンド実演、伝統的な田舎の風景をミュージカル化した「田舎風景」、韓国の伝統舞踊や歌が続く。

　また、韓国の伝統婚礼も再現されている。外国人観光客が伝統的な結婚衣装を身につけて参加できるプログラムや四物（サムル）ノリ公演を通じて全観客が舞台で一つとなって楽しく遊べるプログラムも用意されていて、韓国の伝統文化が実感できる良い機会となっている。

　１日１〜３回、50分の公演で、公演時間は１回目11時、２回目14時30分、３回目16時、４回目20時。公演スケジュールは変更になることもあるため、事前に要確認。入場料は２万5000ウオン。

■問い合わせ＝貞洞文化芸術会館（ソウル752-8817〜8）

■交通＝地下鉄１、２号線「市庁駅」から徳寿宮方面に出て、徳寿宮の石垣キル（路）に沿って10分ほど進むと梨花女子校が見える。梨花女子校の向かいの坂を上ると左手にある。

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　このコーナーは韓国観光公社の「観光ニュース」がら抜粋しました。

■問い合わせ＝韓国観光公社東京支社（電話03-3580-3941）

（1999.12.01　民団新聞）