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Jリーグで24ゴール

黄善洪選手が得点王に



得点王に輝いた黄善洪選手

■韓国人選手で初、最高年俸選手へ

 Jリーグで活躍中の「コウノトリ」こと、黄善洪(31・セレッソ大阪)が27日、得点王(24ゴール)を確定した。

 黄選手は24ゴール目を決めた11月23日の柏レイソル戦で左肩を脱臼し、全治10週間の重傷を負い治療中だ。

 Jリーグ史上初めて韓国人選手の得点王で、セレッソ大阪からも初めて。黄選手自身も韓国、日本を通じて初の得点王となった。また、Jリーグには93年に盧廷潤が初めて進出して以来、10余人の韓国選手が日本の土を踏んだが、個人タイトルを獲ったのは黄善洪が初めてだ。


■□黄善洪選手にインタビュー■□

◆今の気持ちは?

 ファンの声援に感謝している。ワイルドカードでシドニー五輪に出場し韓国をベスト8以上の成績に率いたい。


◆今後の計画は?

 Jリーグでさらに2〜3年活躍し、現役生活の最後は韓国で飾りたい。だがこれは所属チームとの関係がある。年俸交渉で合意しなかった場合は韓国に帰る時期が早まることもある。


◆得点王獲得でJリーガー最高年俸が期待されるが?

 最近1億3000万円で再契約したストイコビッチ(名古屋グランパス)より、上回る可能性が大きい。そうなれば最高年俸の可能性がある。


◆ケガは深刻なのか?

 所属チーム指定病院で全治10週間の診断を受けた。12月12日に開幕する天皇杯には出場できないようだ。韓国には天皇杯が終わる来年1月1日以後戻る予定だ。

(1999.12.01 民団新聞)



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