民団新聞 MINDAN
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韓国式葬儀やチェサも可能

同胞寺院「観音寺」文化会館竣工



各界から来賓が参列した
観音寺・文化会館の竣工式

■韓日交流の拠点に

 【大阪】在日同胞のための寺院として知られる大阪市生野区の民衆仏教「観音寺」(釋円然管長)の文化会館竣工落慶法要が5日、新築なった同寺で仏教関係者、在日同胞、日本人士ら300余人が参加して執り行われた。

 竣工法要には信者や白羊寺・西翁大宗師、朴哲彦・自民連仏子会長、許文道・元統一部長官、禹瑾敏済州道知事、尹駐大阪総領事、民団大阪府本部の洪性仁団長はじめ役職員らも多数駆けつけ、竣工を盛大に祝った。

 観音寺文化会館の建立に寄与した民団大阪府本部を代表して洪団長は、同寺が「在日の憩いの場、安眠できる場になると同時に韓日交流の拠点となって欲しい」と述べた。

 同寺は88年に生野区に開山し、布教を進めてきた。94年には文化会館の建立が発起され、98年に起工した。

 敷地面積約1200平方メートルの鉄骨九階建て。1階が法堂、2階に葬儀式場、6階から9階部分が位牌を祀る施設となる。

 韓国式葬儀を執り行う式場が少なかったためにあきらめていた同胞らに、韓国式の葬儀や祭祀を行える場所となる。

 同寺はJR鶴橋駅から徒歩五分の同胞多住地域に位置している。問い合わせは06(6741)1921の観音寺へ。

(1999.12.08 民団新聞)



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