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地域住民に韓国料理紹介

婦人会西宮支部が企画



手作りの韓国料理を味わう市民ら

 【兵庫】婦人会兵庫西宮支部(ペ順子会長)の韓国料理教室が11月18日、同支部会館で開かれ、地域の日本人15人と婦人会会員ら合わせて23人がピビンバ、わかめスープ、チヂミづくりを楽しんだ。

 「韓国料理は初めて。野菜を豊富に使い、ボリュームもあっておいしい」「もやしのゆがき方が勉強になった」「チヂミは思ったより簡単で、家で作ってみたい」と好評で、早くも「次回はキムチづくりを企画してほしい」という声があがっている。

 西宮市では学校給食にピビンバやトックなどが出る。子どもたちには人気メニューだが、親の世代は韓国料理を口にしたこともなく、料理方法も知らないという。

 それを聞きつけた婦人会のメンバーが、「一緒に料理作りを楽しんでもらえれば、韓国のことや在日同胞のこと、民団の存在を理解してもらう一歩になるのでは」と開いた。

 ペ会長は「民団に新しい風を吹かせたいと思い、地域の小中学校の保護者を招いた。チマチョゴリの試着やチャンゴ演奏も評判がよく、地域の人に喜んでもらえてうれしい」と語った。

(1999.12.08 民団新聞)



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