2013orini
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 小さな平たい石ころを、地面に書いた四角い線の枠内に蹴り入れる。韓国の子供なら誰でもなじみの多い遊びである。ルールよりも、何故この遊びを石牌蹴りといったのかを説明しよう。

 昔の韓国では、勢道家たちが自分の功績を宣伝するため清徳碑、不忘碑、頌徳碑などの石碑を人の在来の多い場所によく立てたが、そこを「ピソクコリ」(石碑広場)といった。当時の封建支配層の下で苦しめられた民衆の目には、これが搾取と収奪の象徴に見えたはずで、ここを通る農民達はこの石碑を見たときには平素の鬱憤がつき上がり、2、3回は足でこの石碑を蹴飛ばしたに違いない。

 ウソかホントか知らないが「ビソクチャギ」はこのような意味から由来し、やがては子供の遊びに転じたという、まことに韓国的な意味を持つ遊びである。

画・文
木丁・金龍煥


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