昔は男女が見合いするのは滅多に無く、大体次の順序で結婚が成立した。
議婚=双方の親同士が結婚の話を定める。
四柱單子=新郎の生年月日時を書いた紙を新婦側に渡す。これを伝達する人は家庭的に円満な人で無ければいけない。
擇日=新郎側の四柱單子を貰うと新婦側ではすぐ結婚の日取りを定める。
衣様單子=日取りを受け取った新郎側は、結婚式に着る衣装の型紙を新婦側に送る。
祠堂に報告=両家の祖先にそれぞれ結婚のことを報告。
納幣=日本の結納のことで、これはやはり家庭的に円満な人が媒酌人になって新婦の家に媒いでいく。このとき、手厚くもてなされる。
画・文
木丁・金龍煥
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