駐日韓国大使館を装った詐欺電話(ボイスフィッシング)に対して民団中央本部は12日、全国の民団及び傘下団体に警戒を呼びかけるよう公文で知らせた。
在日同胞をターゲットにした電話詐欺は ①大使館の電話番号を偽造・表示し、大使館職員になりすましてかけてくる ②韓国語で大使館職員を名乗る ③「あなたは麻薬犯罪に関与しているので、これから案内するURLに接続し、事件の処理をしなければならない、と振込詐欺に誘導するというもの。
民団では韓国や日本の官公庁から電話やオンラインで直接個人情報を聞き出すことはなく、聞かれる内容に一切答えず、案内されたURLにも絶対接続しないこと、と注意を呼びかけるとともに万一、詐欺電話を受けたり、被害にあった場合は警察の相談窓口(♯9110)または最寄りの警察署へ相談するよう周知徹底している。