[2020.04.25] 回答9割超えで書面決議…民団東京地方委員会


冒頭あいさつに立つ李壽源団長(左)

地方委に参席した三機関任員

 民団東京本部(李壽源団長)は21日、東京・港区の韓国中央会館で書面決議による第60回定期地方委員会を開催した。これは新型コロナウイルスの感染症拡大を防ぐために民団中央本部が全国に指達した特例措置に基づく。

 書面決議書によれば、2019年度活動報告と決算、2020年度活動方針案・予算案など6つの原案についていずれも「賛成する」ないしは「議長に委任する」としており、可決した。「反対する」とした否決は皆無だった。地方委員126人中、117人が回答。回答率は9割を超えた。

 呉永錫議長がこの結果を報告、立ち会いの3機関任員が拍手で確認した。人事補選では高隆博氏(新宿支部支団長)が新たに執行委員に加わり、渋谷支部の総有財産購入に関する原案も可決した。この日の会議そのものは簡略化した進行運営により約15分で終了した。

 同本部は7日、各地方委員に書面決議書を送付。提出期限は20日としていた。書面決議によって地方委員会が成立したのは東京が全国で初めて。