第75周年光復節中央記念式典


第75周年光復節中央記念式典

あいさつする李壽源団長

万歳三唱する参加者ら




民団東京本部(李壽源団長)は第75周年光復節中央記念式典(民団中央本部主催、民団東京本部主管)を8月15日、韓国中央会館で開催した。通年は都内の施設で約2000~3000人規模で開催していたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止を踏まえ、規模を大幅に縮小し、参加対象を公館、中央、東京本部の3機関、支部、中央傘下団体、韓人会の代表など約100名に制限し、恒例となっていた2部の芸能公演や3部の大抽選会も中止にした。
開会のあいさつで東京本部の李壽源団長が「新型コロナウイルスのため、民団組織においても事業・行事を自粛せざる得ず、地方委員会をはじめ、支部、傘下団体の総会・大会は史上初の書面決議となった」としながら、「民団は人が集い合い、心を通わせることが基本活動だが、大きな困難が伴った。そのような中でも各支部と傘下団体が賢明に組織を堅持していることに感謝したい」と述べた。
また先月、東京都教育委員会が来年度から使用する、都立中学校と都立中等教育学校および都立特別支援学校・中学部用の教科書採用投票で育鵬社版がすべて不採択になったことに触れ、「東京本部では再三に渡って近隣諸国を尊重し国際社会の平和と連帯に寄与できる教科書採用の要望を展開してきたが、今回の快挙は平和を願う多くの日本市民の声と努力の結果であり心から感謝したい」と述べた。