東京本部で光復節記念品を各支部に配布


トラックに光復節記念品を積み込む東京本部スタッフ

支部事務所に記念品を配布する東京本部スタッフ

光復節記念品の受領後、喜ぶ支部職員

民団東京本部(李壽源団長)では毎年、光復節式典で参加団員らに配布している記念品を各支部での家庭訪問を通じて全2000世帯あまりに配布する。
東京本部主管の光復節中央記念式典は、日帝敗戦の翌年、46年8月15日、GHQ(連合国軍)統治下、後に民団を創団する新朝鮮建設同盟(建同)と在日朝鮮建国促進同盟(建青)は、東京の日比谷公会堂で太極旗を掲げて「祖国解放第1周年記念式」を盛大に挙行し、継続して1度も途切れることなく日比谷公会堂など都内の施設で大規模に開催してきた。今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、参加招待者を公館、本部役員と支部、傘下団体の代表ら約70人程度に制限し、規模を大幅に縮小して韓国中央会館で開催した。
このため、李壽源団長は「光復節中央式典は毎年都内の団員たちが楽しみにしている、年に一度のお祝い行事。このように規模を縮小したのは民団史上初めてで、あまりにも寂しすぎる」とし、「団員宅を訪れ、安否確認と同時に記念品を配りながら団員たちに少しでも元気を届けたい」と家庭訪問を通じての配布を決断した。
団員に配布するのはコチュジャン、韓国のり、缶詰キムチ、即席ラーメン、調味料といった韓国食品のほか、太極旗、タオル、光復節記念パンフレットやマスク、消毒液といったコロナ対策品など全21品目。
東京本部では17日からトラックを手配し、常勤者が総出で都下21支部を巡回しながら物資を配達した。