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女子U20W杯で韓国ベスト4…在日4世の康裕美選手も奮闘 2010/09/28
 
ムグンファ出身の在日4世も奮闘…康裕美選手

 FIFAU20女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会が7月13日から始まり、韓国がベスト4に進出した。韓国女子代表は7月26日未明(日本時間)、ドイツ・ドレスデンで行われた決勝トーナメント1回戦でメキシコと対戦、イ・ヒョンヨン(驪州大、19)、エースの池笑然(漢陽女子大、19)のゴールなどで3‐1で完勝した。在日4世康裕美選手も2試合に出場した。韓国は83年のU20男子W杯、02年のW杯韓日大会に続き国際サッカー連盟(FIFA)主管大会で3度目のベスト4進出。

 7月30日のドイツとの準決勝では敗戦したが、8月1日に行われた3位決定戦で韓国はコロンビアに1‐0で勝利を収めた。優勝はドイツ。男女代表チームを合わせ、国際サッカー連盟(FIFA)が開催する国際大会で3位に入ったのは初めて。後半開始早々、ロングパスを受けた池笑然が決勝ゴールを決めた。池は今大会、6試合で8ゴール目。

負傷乗り越え復活

 韓国代表に選ばれた在日同胞4世の康裕美さん(漢陽女子大、19=FW)がつけた背番号は、南アフリカW杯で大活躍を見せた李青龍選手と同じ「17」番。

 東京生まれ。在日大韓蹴球協会(金英明会長)が15年前に開設した在日同胞児童のための「ムグンファ・ジュニアサッカー教室」出身だ。東京韓国学校出身のアボジ、康信保さんに付き添いながらボールと遊ぶ中でサッカーの基礎を覚えていった。メキメキと上達し、中学では東京都選抜などにも選ばれたが、「いつか太極旗を胸につけたユニフォームを」との思いを持ち続けていた。

 14歳の時、在日本大韓蹴球協会の推薦で韓国女子U17代表の合宿に特別参加。年上のチームメイトのなかでも物おじせず闘志あふれるプレーに監督がほれ込んだ。「ぜひ、こっち(韓国)に留学を」との勧めを受け、韓国女子サッカーの名門校ウィレ情報産業高校(ソウル)にスポーツ特待生として入学。U17代表候補などを経て、現在の女子代表が多く所属する漢陽女子大へと進んだ。

 その後、U19代表にも招集されたが、サッカー選手として致命傷ともいえる、ひざ軟骨損傷に襲われた。昨年6月、U20W杯アジア地区第2次予選の代表に招集されていた彼女は、悩みに悩んだ末、代表を辞退し、手術を決意。約半年にわたるリハビリを経て、今大会の代表に復活した。

 康裕美さんは04年のオリニジャンボリーにも参加した。オフで帰日した際には必ず「ふるさと」でもあるムグンファ・ジュニアの練習場に足を運び、後輩たちの指導に励んでいる。

 W杯が終われば、すぐにロンドン五輪のアジア予選が始まる。在日同胞のサッカー韓国代表選手が初めて生まれるかもしれない。
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