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第91回韓国国体慶尚南道大会 在日の意気一丸で示す 2010/09/28
 
第91回韓国国体慶尚南道大会 在日の意気一丸で示す

 在日本大韓体育会(朴安淳会長)は、10月に慶尚南道(晋州市とその一円)で開催される第91回全国体育大会(韓国国体)に、200人規模の在日同胞選手団(金昭夫引率団長)を派遣する。慶尚南道(釜山、蔚山などを除く)は82年、97年に続き3度目の開催地となる。

総合優勝 必ず奪還…実力選手120人派遣

 在日同胞の出身地(本籍地)で最も多いのが慶尚南道。ゆかりの深い地での13年ぶりの開催に、在外同胞の総合優勝奪回を目指し、在日本大韓体育会は実力派選手120人の派遣に全力を注いでいる。

 韓国国体は、各市・道の厳しい予選を勝ち抜いた韓国内の地域代表選手と、17カ国の海外同胞選手が参加する韓国国内大会としては最大規模のスポーツイベントだ。

 国家代表選手も含めた韓国内トップ選手たちと海外同胞選手が技量を競い、交流を深める。さらに、在日同胞選手にとって韓国人としての意識を育む場であるとともに、韓国の国家代表に選抜されるチャンスでもある。

初参加から半世紀

 本国国体の起源は、日帝植民地時代の1920年7月、朝鮮体育会(現大韓体育会)が創立され、これを記念して開かれた「全朝鮮野球大会」にさかのぼる。

 母国韓国での国体に、在日同胞がはじめて出場したのは今から57年前の1953年。それはサッカーの単独チームで、選手と役員合わせて25人の選手団に過ぎなかった。

 この初出場から57年間、在日本大韓体育会では毎年、在日同胞選手団を派遣してきた。

 国籍の壁によって日本の国体に出場できなかった在日同胞スポーツマンたちは、母国の舞台でその力を発揮し、数多くのメダルを獲得してきた。また、オリンピックを始め各種国際スポーツ大会に、数多くの在日同胞選手が韓国代表に選ばれ、優秀な成績を残してきた。

 在日同胞は昨年の大田大会(柳箕桓引率団長)・海外同胞の部でゴルフ、ボウリング、テニス、卓球やスカッシュなどで金メダル6個を量産したほか、銀2、銅4の合わせて11個のメダルを獲得したが、総合ポイントが伸びず、3位に終わった。

順位は五輪方式に

 今年から韓国国体でもオリンピック形式の順位に変更される。国内・海外同胞ともに、これまでのポイント制は廃止し、金メダルをもっとも多く獲得したチームが総合優勝となる。ポイントが多いサッカーなどの団体種目でも、ひとつのメダルとなる。逆に、種目の多い競技での金メダル獲得数が総合優勝への鍵となる。

 中でも、種目数(メダル数)が多いのが、ボウリングだ。個人戦、2人組、3人組、5人組、マスターズと男女それぞれ5種目あり、合わせれば10個になる。また、単式、複式の男女各2種目のテニスや卓球、ゴルフも複数メダルを抱えており、これらの結果が総合成績に大きく影響する。

 しかしここ数年、各国同胞が「打倒在日」をめざし、特にポイントの高かったサッカーやゴルフ、ボウリングなどに総力挙げて戦力を強化。4年前の光州大会で、在日は初めて3位転落という屈辱を味わった。海外同胞の盟主復活をかけ、挑戦者精神で今年こそは優勝を奪還したいところ。

 在日同胞は、17カ国の海外同胞が対戦する「海外同胞種目」のテニス、ボウリング、ゴルフ、サッカー、卓球、スカッシュにエントリー。また、国内の各市・道代表選手と競う国内競技の水泳、柔道、テコンド、射撃など、計15種目に出場する予定だ。

写真=昨年、正式種目の水泳で堂々のメダルを獲得した蔡知怜
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