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選手たちの団結が優勝以上の感動…<大田国体> 2009/12/16
 
選手たちの団結が優勝以上の感動に
柳箕桓・在日同胞選手団 引率団長(71)


 大田での開催は94年以来15年ぶりで、通算4回目となる。今大会の在日同胞選手を率いた柳箕桓団長の故郷は忠清道だが、大田国体どころか韓国国体への参加そのものが初めて。

 愛郷心は人一倍深く、現在、在日関東地区忠清道民会の会長を務めている。

 閉会式を終えての第一声は「故郷の大舞台で、そして、表彰台に上がった時は感極まって涙があふれそうになった。言葉では言い表せない感動だった」。

 優勝には一歩と届かず総合3位という結果だったが、「多くの同胞たち、とくに若い選手たちとふれあえたことが感無量」と目を細める。

 「正直言って、サッカーでの判定など、在日同胞への圧力を肌で感じる場面があった。とても心が痛い」としながらも、「在日同胞選手団はマナーも一番よかったし、実力的にもいつでも優勝がねらえる良いチーム。こんな選手たちと1週間をともに過ごせたことは、私の人生の大きな宝」とも。

 若かりし日はサッカー、野球、バスケット、バレーボール、テニスと、スポーツはなんでも体験した。根っからのスポーツ好きだけに期間中、各競技会場を奔走し、在日同胞選手たちに大きな声援を送った。

 選手の中には、初めて母国の大舞台に立った3世4世たちも多い。

 「みんな日本の地で切磋琢磨してきた実力者。この子たちが、ここ母国の地で本名で試合に臨んだ。本当にすばらしいことだと思う。一生忘れられない大きな体験になったことだろう」とわが子のことのように語る。

 「次世代たちがスポーツを通じて、母国や同胞とふれ合っていけば、在日同胞スポーツ界は今後も発展していく。全国には優秀な同胞選手たちがまだまだ埋もれているはずだ。一人でも多く発掘し、このような感動を味わってほしい」と未来への期待を込めながら。

 引率団長としての大役は務め終えたが、「初めての韓国国体は予想以上の感動。日本に戻って、私も同胞のスポーツ発展に力を注いでいきたい」と、選手発掘・育成に意欲を見せた。

(2009.11.5)
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