現代家族の変容と崩壊の問題を取り上げた立体作品やパフォーマンスを紹介する「韓国現代美術―家族(ファミリー)」展が3月2日から24日まで、愛知・春日井市の文化フォーラム春日井ギャラリーで開催される。
同展は、毎回、社会問題をテーマに取り上げている空想と創造展シリーズの3回目。今回は、韓国の多様な家族の問題を、「家族の郷愁―昔の姿と思い」「家族の危機―崩壊と解体」「家族の代案―ふたたび家族を考えながら」の3テーマで、作家19人の作品が紹介される。
初日には作家のヤン・スンスさんとハン・ジュンヒさんの2人が、韓服を試着した来館者の撮影を行い、今後の作品に生かす。また、関連企画で、同日10時から韓国伝統舞踊、10時半から出品作家によるトークセッションが交流アトリウムで行われる。
開館10時〜18時(最終日は17時まで)月曜日休館。一般・大学生300円、高校生以下無料。
問い合わせは、文化フォーラム春日井・文芸館(0568-85-6868)。
(2002.02.13 民団新聞)
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