| 民団の発行した地方参政権パンフ |
韓国語版も制作
国会議員らに配布
民団が挙団的に推進している地方参政権獲得運動に対して、朝鮮総連は一昨年以来、執拗に反対を唱えている。
すでに賛同の意見書を採択している地方議会にまで、あえて反対陳情を行う彼らの行為は、反民族的と断定すべきものであり、私たちは断固たる姿勢でこれに臨まなければならない。
今回発刊された二つのパンフレット、「朝鮮総連の『地方参政権』反対運動をただす」は、そうした目的で編集されたものであり、一方の「永住韓国人の地方参政権の確立に関して」は、運動における民団の基本的な論点を、あらためてコンパクトにまとめたものだ。
日本語版と同時に韓国語版も作成され、日本の地方議会、日韓両国の国会議員と言論機関などに配布される運びだが、のみならず、民団の幹部・役員が必読すべきテキストとしての側面も合わせ持っている。
私たちの一人一人が、地方参政権に対する朝鮮総連の間違った主張のすべてを論理的に正すことによって、良識ある日本の人々の理解と協力をより一層拡大できるものと考えるからである。
(1998.7.22 民団新聞)
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