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<オリニジャンボリー>次世代の絆、母国で築く
オリニもリーダーも別れを惜しみ涙、涙
















キラキラ313人…「みんな仲良く元気に」

 リーダーのTシャツにはオリニたちが感謝の寄せ書き

 次世代たちが母国に一堂に集い、民族にふれ、仲間どうしの絆を深める2012在日同胞オリニジャンボリー(引率団長・金昭夫民団中央副団長)が5日から4泊5日間、京畿道龍仁市などで開催された。2001年から始まったジャンボリーは今回が7回目。連日の猛暑に負けず、全国237人の在日同胞オリニと、その世話をするリーダーとスタッフ合わせて313人の次世代たちが母国でひとつになった。

 初日の歓迎イベントではスタッフがヲタ芸や人気アニメ、芸人などに扮したパフォーマンスでオリニたちを楽しませた。また、金昭夫引率団長も韓国の英雄、李舜臣将軍に変装して盛り上げた。

 金引率団長は歓迎あいさつで「とにかく1人でも多くのチングを作って思い出たっぷりの夏休みにして下さい」とオリニたちを激励。張優華さん(愛知県)と沈元煕君(北海道)がオリニを代表して「みんなで仲良く元気に過ごし感動的なジャンボリーにします」と宣誓した。

 オリニたちは翌日、20班に分かれて、ソウル市内をスタンプラリー。

 崇礼門広場からスタートし、南大門市場、明洞、光化門広場のチェックポイントにスタッフらが扮したキャラクターが待ち受け、韓国にちなんだ○×クイズを楽しみ、清渓川の韓国観光公社にゴールした。

 7日は龍仁市内の新里、古林の両小学校に分かれ、一日体験入学。民俗遊戯、伝統楽器、伝統儀式、ダンスなどを通じて現地のオリニたちと交流を深めた。

 8日はロッテワールドを楽しんだ後、夜には「キッズ大パーティー」。班対抗ダンス大会やキャンプファイヤーなどで313人がひとつになった。

 キャンプファイヤーの最後にはステージの大画面に4日間のダイジェスト映像が映し出され、オリニを代表して金昭典君(東京都・5年)が感想文を朗読。「みんなと一緒に母国で過ごし、本当に楽しかった。夏休み最高の思い出になりました。ジャンボリーを開いてくれた民団とスタッフの皆さん、カムサハンミダ」と述べ、スタッフらを涙ぐませた。

ダンスで団結

 前々回以来、恒例となった班対抗ダンス大会が予想以上に盛り上がった。発表する最終日の夜に向けて、各班が毎日猛練習。これがオリニとリーダーの心をひとつに結んだ。

 各班ともに趣向を凝らしたパフォーマンスを見せたが、振りつけ、コスチューム、小道具など、オリニとリーダーが相談し合ったチームワークの作品だけに、その目はキラキラ輝いていた。

初期のオリニがリーダーで参与

 01年から始まった、次世代たちの夏の一大イベントは7回目。今回のリーダー志願者には初期に参加したオリニが「恩返し」として戻ってくるケースが目立った。

 神奈川県の韓麗さんと金夏海さん(ともに20歳・学生)は04年のジャンボリーに参加した「同級生」。今回そろってリーダーとして戻ってきた。

 韓麗さんは「あの時の楽しい思い出があるから、今の私がある。今度はお手伝いする立場で、オリニたちに私が味わった以上の感動を与えたくて志願した。8年前を思い出しながらオリニたちと接することができた。オリニたちから『大きくなったらオンニのようにリーダーになって戻ってくる』と聞いたときは最高に幸せでした」と目を潤ませていた。

 金夏海さんも「大学生になったら必ずリーダーとして戻って、恩返しをしたいと思い続けていた。こんなすばらしい行事を提供してくれた民団に感謝したい」と笑顔。

 母国に修学中の崔仁君(20・秋田県)も「このようなすばらしい次世代育成事業、どんなことがあっても続けてほしい」と話していた。

 写真特集はこちら

 キッズ大パーティーを終え、別れを惜しみオリニもリーダーも涙、涙
 金昭典君がオリニを代表して感想文を朗読
 スタンプラリーで○×ゲームに答えるオリニ
 人気アニメやエンタメなどのキャラクターに扮してオリニたちを楽しませたスタッフ
 スタンプラリーでオリニにゴールイン証明書を手渡す金昭夫引率団長
 キッズ大パーティーのキャンプファイヤーでは313人が輪になった
 光化門広場の噴水前で水遊びを楽しみながらこんなパフォーマンスも
 小学校では韓服体験も
 猛暑の中、ソフトクリームは最高
 一つになってテーマダンス「勝利の叫び」を踊る
 裏方のスタッフも元気に盛り上げ役に
 ダンス大会優勝の瞬間、抱き合って喜ぶオリニとリーダー

(2012.8.15 民団新聞)
 

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