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<布帳馬車>「同好会をたくさんつくろうよ」
 婦人会埼玉がこのほど、10年ぶりとなる「作品展」を開いた。書や絵画、レザークラフト、パッチワークなど、制作に2年かけた大作から創意工夫を凝らした小品まで、50人が150点を出品した。遠ざかっていた行事の復活は、婦人会東京に刺激を受けてきたからだ。その東京の「国際文化作品展」は今年で29回目を数えるだけに、281人が706点を出品する規模で、素人離れした力作も多い。

 民団東京では04年に始まった本部団長杯争奪支部対抗大会をきっかけに、11支部がボウリング競技の定例会をもって腕を磨き合う。会員50人を擁する支部もあり、世代を超えた集いは支部活性化や次世代育成にもつながっている。民団愛知では体育会中央本部と連携し、オモニバレー大会、支部対抗ソフトボール大会、ボウリング大会を定着させてきた。こうした活動が東京など各地に波及する現象を見るのはうれしいものだ。

 幹部が顔をそろえれば、人材がいない、カネがない、と嘆き合っている。ストレスもたまるはず。現在の民団に、刺激し合い、啓発し合うことほど重要なものはない。先駆的な例に学んで、各自が自費で参加できるスポーツ・文化の同好会を各種つくり、ストレス解消と組織活性化に役立てようと言ってくる幹部が増えた。

 そのなかのひとりは、ゴルフの同好会を立ち上げたいらしい。彼は仕事をやりくりしながら、必死の思いでコースに出る。だが、そのたびにスコアを嘆き、雪辱を期して猛練習するものの再び屈辱感に苛まれる。凝りすぎてストレスを溜め込む典型的なタイプだ。もっと大きな玉を転がした方がいいよ、と言ってやりたいのだが………。(A)

(2010.10.27 民団新聞)
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