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韓国観光ニュース



◆巨済捕虜収容所の模型村オープン

 今では市街地となり、残骸だけが残っている韓国戦争当時の巨済捕虜収容所がテーマパークに生まれ変わった。国防部は韓国戦争50周年記念特別事業の一環として、巨済市とともに巨済捕虜収容所の模型村を9月末にオープンした。

 模型村内部には、韓国戦争当時の左・右翼の主要人物と映像館がある戦車展示館をはじめ、当時の捕虜収容所360万坪の施設をそっくり再現したジオラマ館、韓国戦争セット、国軍セット、韓国戦争歴史事件説明館、避難行列展示館、捕虜収容所生活館、捕虜収容所体験館、展望台、捕虜輸送館、女子捕虜収容所、捕虜暴動体験館などのセットがある。

 巨済市の捕虜収容所模型村関係者は、韓国戦争に参加した16カ国の国旗を毎日掲揚するなど、参戦国の外国人には意義のある施設になるだろうと述べている。

 入場料は3000ウォン、65歳以上は1000ウォン。

■問い合わせ=巨済市庁文化観光課(82-55-639-3225)


◆ソウル巡回バス券仁川空港で購入

 ソウルの名所を巡回するソウルシティーツアーバスのチケットが仁川空港でも購入できるようになった。

 空港バスチケットの販売社である仁川エアネットワークは、仁川空港内の14カ所のチケット販売所のうち、4カ所の室内販売所でソウルシティーツアーバスのチケットを販売することにした。空港で同チケットを購入する場合は、10lディスカウントされる。

 これまでソウルシティーツアーバスのチケットは徳寿宮の観光案内所や自由旅行者、新羅ホテル、東和免税店など、主な旅行代理店やホテル10カ所で販売されていた。

 仁川空港でのチケット販売は、これまで利用方法やチケット購入方法が分からなかったために、このツアーを利用できなかった外国人観光客には嬉しいニュースである。

■仁川エアネットワーク(82-32-741-6401)


◆順天シティーツアーバス運行開始

 全羅南道順天市の主要文化遺跡地を巡るシティーツアーバスが運行されている。順天市は楽安邑城民俗マウル(村)、松広寺、仙岩寺など、路線バスや市内バスの運行が困難な文化遺跡地を連係するシティーツアーバスを運行した。

 順天シティーツアーバスは2台のバスが両方面に運行するもので、一つは順天駅を発ち、楽安邑城民俗マウル、松広寺、仙岩寺、順天駅を巡る路線で、もう一つは順天駅を発ち、仙岩寺、松広寺、楽安邑城民俗マウルを巡る路線である。それぞれ順天駅から午前9時半、午後2時に出発する。

 朝鮮時代の城と村がそのまま保存されている楽安邑城民俗マウルや三宝寺刹の一つである松広寺、寺院の伝統文化が多く残されていることで知られる仙岩寺などは順天自慢の遺跡地である。

■問い合わせ=順天市庁文化広報課(82-61-749-3221)

(2002.10.30 民団新聞)



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