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「経営塾」を開設

大学教員講師に



韓商兵庫・同胞起業家育成に本腰
総連系同胞にも開放

 【兵庫】兵庫韓国商工会議所(車得龍会長)の戦略研究特別委員会(辛輝浩委員長兼同会議所常任理事)が主催する若手経営者・起業家のための「韓商経営塾」の開講式が21日、12人の起業家たちが参加して兵庫韓国学園で開かれた。

 昨年、計10回開催されたマーケティング戦略研究会が好評を得たため、今年度はその応用編としてグローバル時代に対応できるマーケテイング能力の向上を図ることを目的としている。現在会員は18人で、総連系同胞にも開放されている。

 講師には、高龍秀甲南大学経済学部教授、西村順二同大学経営学部教授、崔相鐵流通科学大学商学部助教授の3人を迎え、会員メンバーによるプレゼンテーションやグループごとに論議の結果を発表する場を設けるなど、多様な形態で開催していく。

 辛委員長は「お互い刺激しあうことで自分を高め、経営方針の信念を作りあげて在日のリーダーが誕生するよう、充実した内容にしていきたい」と熱意を示した。当日は、「心構えと戦略的発想」と題して西村教授が講演した。次回は、11月18日「成功・失敗企業から学ぶ」問題提起をテーマに崔助教授が講演する。

(2002.10.30 民団新聞)



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