掲載日 : [19-10-10] 照会数 : 11653
弱視矯正用の電子メガネ 日本初上陸
[ 「EYEKIKI」のパビリオン(東京ビッグサイト) ]
第32回国際メガネ展
最新のアイウエア・眼鏡関連製品の国際商談会「第32回国際メガネ展、略称ioft2019」に韓国から7社が出展した。
「EYEKIKI」(全羅北道全州市、趙春植理事)は子どもたちの弱視を矯正するという電子メガネを日本で初めて紹介して注目を集めた。フレームに小さなチップ(電子回路)を埋め込んだアイケアグッズだ。個々の症状に合わせた設定は専用のスマートホンアプリで行う。約2年間で一定の効果が見込めるという。定価は3万円の予定。
趙理事は「医療機器として扱うのかそれとも一般のメガネ屋でも売れるものなのか。処方箋が必要なのか否か。日本と韓国は事情が違うので」話しており、日本での販路開拓にはまだ時間がかかりそうだ。バイヤーからは「珍しい」との声が聞かれた。
このほかにも「メガネはファッション」とばかりデザインに意匠をこらしたフレームやコンタクトレンズ、レンズクリーナー・クロスが出展された。
「ioft2019」は10日までの3日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催された。主催者発表によれば出展社数は世界20カ国・地域から370社だった。