掲載日 : [19-11-08] 照会数 : 14788
同胞企業の現場を紹介 民団長野「社会見学会」
[ 金朝樹副団長が運営するキムチ工場 ]
[ キムチの材料となる高原白菜を自家栽培 ]
【長野】民団長野本部(金龍洙団長)は4日、地域に根付いて頑張る同胞企業の姿を知ってもらおうと、社会見学会を実施した。同本部としては初の試み。県内の同胞小・中学生11人が参加した。
第1回は東信地域(東卸市)で同本部の金朝樹副団長が運営するキムチ工場。材料の高原白菜と唐辛子は金さんが信州望月高原にある40㌶の農場で自家栽培。漬け上がったキムチは全国の消費者に届けている。
このほか、東卸市内にある「むくげ通り」も見学した。むくげは日韓友好団体として地元で40年以上活動している「むくげの会」が植えた。その数100本を数える。
同本部では「子どもたちに知らなかったもう一つの同胞社会を発見してもらえたのでは」と話している。