掲載日 : [20-07-02] 照会数 : 12699
3.1節中央記念式、4カ月遅れで開催
[ 記念辞を述べる呂健二民団中央団長 ]
[ 式典後には参席者全員で「トップネ・チャレンジ」 ]
韓半島全域で200万人以上の民衆が「大韓独立万歳」を叫び、日本の植民地統治に反対した「己未3・1独立宣言」が宣布された「3・1独立運動」の101周年中央記念式典が4カ月遅れとなる1日、韓国中央会館で開かれた。
新型コロナウイルス感染拡大のため、延期していた同式典は、防疫対策を講じ、民団中央、東京本部、中央傘下団体の役員、公館など50人程度に縮小して開催。当日、参加者はマスク着用と手指の消毒を義務続けて着席。座席の間隔も大きく広げた。
東京本部の李壽源団長は開会辞で「コロナの関係で本日、ようやく執り行うことになった。雨降って地固まるように、3・1運動の精神を受け継ぎ、民団が一つになって莫大な力を持つ組織に跳躍しよう」と呼びかけた。
呉永錫議長が「己未独立宣言書」を朗読した後、中央本部の呂健二団長は「韓日関係はコロナ禍も重なり、厳しい状況だが、3・1精神を振り返り、韓日友好親善の火種を民団を中心に民間交流から掘り起こそう」と訴えた。