


在日同胞と韓国、日本のスポーツ発展に貢献してきた在日本大韓体育会の崔相英直前会長がこのほど韓国の体育勲章「猛虎章」を受章した。
韓国の文化体育観光部は11月21日、2025年体育発展有功褒賞と第63回大韓民国体育賞伝授式をソウルのウェスティン朝鮮ソウルで行った。この中で在日本大韓体育会の故崔相英直前会長に国家体育発展有功者部門の体育勲章「猛虎章」を受章した。
伝授式には崔相英氏の次女、崔セジさんが参席し崔輝栄文化体育観光部長官から勲章が手渡された。
国家体育発展有功者部門の体育勲章「猛虎章」受勲者は2人で崔相英直前会長と蔚山サイクル連盟イム・チェイル会長。
「国家体育発展有功」は1973年から体育発展に貢献しスポーツの地位を高め、国家スポーツ発展に貢献した選手と指導者など、体育人に授与するスポーツ分野最高栄誉の叙勲だ。
体育勲章は国際競技大会で入賞した選手・指導者と国家体育発展有功者の2つの部門に分かれ、対象者は公的内容と大会別評価基準による点数、訓格別適用国際大会基準を充足するかどうかによって決まる。
◆韓国代表選手を多数輩出…五輪メダリストも
崔相英直前会長は在日2世の経済人であり、同胞体育人のリーダーとしてスポーツを通じた在日同胞社会の和合と韓日スポーツ交流および在日韓国人スポーツ振興と地位向上などに大きく寄与した。
高麗大学の水泳部選手だった1969年の韓国国体ではバタフライ100mと200mで韓国新記録で優勝し、国家代表選手に指名されたアスリートだ。 「アジアのオットセイ」と呼ばれた趙五連選手に水泳を教えた人物としても有名だ。
在日本大韓体育会の会長を12年間歴任し、各地域のスポーツ活動を強化するとともに、次世代在日同胞アスリートの発掘・育成し、韓国代表選手を多数輩出した。
特に東京五輪2020では柔道の安昌林選手が銅メダルを獲得、2024年パリ五輪では在日3世柔道女子の許海実、金知秀選手が韓国代表として出場。許海実選手は在日女子アスリートとして初めての五輪メダルとなる銀メダルを獲得、混合団体戦では金知秀選手も韓国団体戦初のメダルとなる銅メダル獲得に貢献した。また、各種国際スポーツ大会では2018平昌冬季五輪の募金活動や2020東京五輪では韓国選手団への支援等を展開した。