【大阪】両手を携え、より良い未来へ、をキャッチフレーズに「日韓国交正常化60周年 THE HARMONY 60th」が11月26、27日にかけて大阪市のグランキューブ大阪で開催され、韓日友好親善に尽力してきた民団関係者や日本の来賓など約250人が出席した。民団と「祝う会実行委員会」が主催し、外務省、観光庁、在外同胞庁などが後援した。26日に祝賀会と「日韓心の歌秋祭」、27日にK‐POPのKARAとJ‐POPのchayによる友好の音楽フェスティバルで観客を魅了した。両日の模様は12月、日本のBSフジと韓国のTVCHOSUNで放送される。
祝賀会の幕開けは、韓国大統領表彰を受けたこともある白頭学院建国中学・高校の伝統芸術部による韓国伝統芸能サムルノリで始まった。
続いて実行委員長の金利中団長が「1965年の国交正常化以降、韓日両国は政治、経済、文化、人的交流を通じて絆を深めてきた。私たちは未来志向の韓日関係を築く主体として民間外交の懸け橋になろう」と挨拶した。
村田茂樹観光庁長官は「昨年、日韓を往来した数は1200万人を超えた。K‐POPと日本の歌謡曲など文化交流も増えている。さらに拡大させるために政府間のみならず、各界各層の協力が必要だ。人的交流にさらに努力したい」と呼びかけた。
金炅俠在外同胞庁長は「在日学徒義勇軍の参戦、駐日大使館をはじめとした日本全国の公館設立など、民団の歴史は母国に対する貢献の歴史でもあった。来年は創団80年を迎える。次世代育成を先導してほしい」と期待を込めた。
李赫駐日大使は「10月末に慶州で開かれたAPEC首脳会議で李在明大統領と高市首相は未来志向で共に課題を解決することを確認した。韓日関係を後退させず、信頼を土台に最善を尽くす」と強調した。
両国歌謡界のレジェンド、ソル・ウンドと松崎しげるが紹介された後、韓国でブレイクし、日本レコード大賞の企画賞に輝く歌心りえ、若手トロット歌手のチョン・ソジュが「冬ソナ」の曲などを披露した。
河村建夫日韓親善協会中央会会長、安倍昭恵氏が祝辞を述べた後、松浦晃一郎実行委員長(第8代ユネスコ事務局長)が「金大中大統領とパートナーシップ宣言を発表した小渕恵三首相は中学校の同級生。金大統領にはソウルでアジア女性基金問題に理解を求めたことがある」と韓日に関わる自分史の一端に触れた後、乾杯の音頭を取った。 祝宴では石破茂前首相と岸田文雄元首相、朱豪英韓日議員連盟会長がお祝いのビデオメッセージを寄せた。
有名歌手が共演
韓日友好音楽ステージでは、在日の金オルのカヤグムと日本の竜馬四重奏の三味線など伝統楽器が韓日ハーモニーを熱く演奏した。金明弘実行副委員長は閉会辞で「60年の歴史は、先人と日本の友人のお陰。力を合わせて栄えある未来を築こう」と強調した。
「日韓心の歌秋祭」はソル・ウンドと松崎しげる、藤あや子らがトロットや昭和歌謡を熱唱して観客を沸かせた。27日の「MUSIC FESTIVAL」は韓国の人気グループKARAが日本で馴染のヒット曲をキレのあるダンスとともに披露し、J‐POPのchayとの共演を盛り上げた。