韓国の禹元植国会議長が3月4日から7日まで日本を公式訪問した。
4日には東京都内のホテルで民団幹部ら約70人が参加して在日同胞懇談会が開催された。民団中央本部の金利中団長は「韓国の民主主義と経済成長が在日同胞に希望と勇気を与えている。民団は今後も次世代の育成と韓日友好の促進に最善を尽くす」と述べた。禹議長は「在日同胞は歴史的に母国にさまざまな貢献をしてきた。韓日両国が近い関係を保つためには皆さんの力添えが必要だ」と激励した。
5日には韓国中央会館内にある在日韓人歴史資料館を訪れ、予定時間を大幅に延長して熱心に在日同胞の関連資料を視察した。
禹議長はこれに先立ち東京韓国学校を訪問し、中等部の卒業式に参加し、祝辞では卒業生に「胸に大きな夢と希望を抱き、挑戦していくことを願う」と述べた。また理事長や校長ら学校関係者との懇談会で支援を約束した。
禹元植議長は在日韓人歴史資料館の視察後、民団新聞の単独インタビューに応じ、歴史資料館についての感想と在日同胞社会へのメッセージを語った。
在日韓人歴史資料館について
日帝下で労働者の強制連行など多くの苦難と被害があったが、実際に展示された資料を見ると胸が痛み、痛ましい歴史を解決しなければならないと改めて思った。民団が創立されて80年が経ち、日本でアイデンティティを失わずに長い間努力してくれた在日同胞の皆さんと指導者の方々に感謝の意を表したい。
在日同胞社会へのメッセージ
在日同胞社会が団結し、アイデンティティを守りながら力を合わせることが、日本社会の中で大韓民国の地位を確立することにつながり、また大韓民国の発展が在日同胞の皆さんの地位をさらに高める道だと考える。その点で、韓国と在日同胞は一体であるといえる。韓日関係は三つの柱で維持される。過去の歴史の直視、経済協力、平和という三つの軸がうまく調和する時にのみ、韓日両国は信頼関係へと進むことができる。在日同胞の皆さんが感じている困難な問題も共に考えながら、この3つの柱がうまく解決できるように大韓民国政府は最善を尽くすつもりだ。