掲載日 : [19-11-08] 照会数 : 10841
「アジアのまち」アピール 東大阪国際交流フェスタ
[ 民団関係者らと実行委員によるパレード ]
【大阪】「わたしのまちはアジアのまち、世界のまち」を合言葉に「東大阪国際交流フェスティバル」(NPO東大阪国際共生ネットワーク、同フェスティバル実行委員会主催)が3日、東大阪市の布施三ノ瀬公園で開かれた。今年で24回目。
出店コーナーには国籍や民族を超えてアジア各国の飲食が楽しめる41のブースが並んだ。婦人会大阪・布施支部(李美代子会長)はチヂミとキムチを販売して人気を呼んだ。
特設ステージでは婦人会大阪本部(金秋江会長)の文化部オモニコーラスが「サゴンエノレ(船頭さんの歌)」や「さくら」などを歌いあげたほか、同オモニ舞踊もお祝いの時に踊る「コリプッチェ」を披露した。
午後からのパレードには実行委員会を構成する民団関係者ら約200人が東大阪市立長堂小学校をスタート。三ノ瀬公園までの約1㌔を練り歩いた。許槿一共同代表(民団布施支部支団長)は「参加者全体が国・地域を超えた文化に触れあうことで、足元から国際化を豊かに実感することができる」と開催意義を語った。
フェスティバルの第1回から携わってきた呉龍浩特別顧問(民団大阪本部団長)も、「24年間にわたり多文化共生社会の実現を広く発信することができた。東大阪市が共生の街として、全国自治体を牽引していくことを願っている」と期待を寄せた。
東大阪市からは野田義和市長が会場に駆けつけ、各飲食ブースをまわりながら実行委員の労をねぎらった。